ゴールデンウィーク中、おそらく 家族や友人と一緒にお酒を飲む機会も増えるのではないでしょうか?しかし、「お酒を飲むと、筋肉の成長に影響しない?太るんじゃない?」という心配はあるでしょう。
アルコールが筋肉タンパク質合成に及ぼす影響について調査した研究はたくさんあります。最も参照されている研究の1つを見てみましょう。
この研究は2014年に行われ 、元々トレーニングしている人達に対して、お酒が筋肉タンパク質合成に及ぼす影響を調査しました。
被験者はトレーニングの4時間後までお酒を飲みました。その中で、お酒の影響を緩和できるかを確認するため、お酒をプロテインと一緒に飲んだ被験者もいました。 研究の結果によると、 お酒を飲むと筋肉タンパク質合成を引き起こすホルモンが減少します。
しかし、その結果はアルコールの量をいっさい考慮しません。お酒を飲んだ被験者は、体重1キロあたり1.5gのアルコールを飲みました。これは缶ビール10〜14杯相当分です!非常に多いですね。これは完全に酔っ払って、翌日確実に二日酔いになる量です。
もう1つの研究を見てみましょう。
この研究は2009年に実験用ネズミで行われました。実験用ネズミと人間は同じように反応する傾向があります。 そしてネズミを使うことで、研究結果を左右する外部要因を排除することができます。そのため、ネズミを用いて研究を行っても、結果の信頼性が高いです。
この研究では、2つの興味深いことが分かりました。1つ目は、中高齢のネズミを酔わせるにはより多くのお酒が必要でした。そして2つ目、「急性酩酊」になったネズミは筋肉タンパク質合成の効果が落ちました。
つまり、ネズミがほろ酔いになる量以上を飲んだ場合でした。「急性酩酊」になるのに十分なアルコールを与えられなかった中高齢のネズミでは 、筋肉タンパク質合成の減少はありませんでした。
この研究を要約すると、ほろ酔いまたは酔っ払うのに十分な量を飲むと、筋肉タンパク質合成の効果が落ちます。そしてアルコール耐性は人によって異なりますが、ほとんどの人には1、2杯飲んでも筋肉増加に影響しないということです。
ただし、飲酒の際はカロリーに注意しなければなりません。お酒は「空のカロリー」とも言われます。栄養がなく、満腹にならないのにカロリーが高いからです。お酒からのカロリーを考慮する食事管理方法をしない場合、 脂肪減少に影響を与えます。
そしてもう1つの問題:飲酒による判断力の低下と、 飲酒による満腹感です。お酒を数杯飲んだ後、「おやつも食べたい」と思うかもしれません。飲酒による判断力低下に伴い、 量を気にせずにおやつを食べてしまう可能性が高くなります。これは多くのカロリーを摂取することに繋がり 、フィットネス目標を達成しにくくなる可能性が高いです。
判断力が低下しているため、 さらにお酒をたくさん飲むことになる可能性が高くなります。より多くのカロリーを摂取し、さらに筋肉タンパク質合成を低下させてしまう量を飲むことになります。
お酒からのカロリーを考慮する食事管理をして、お酒を適度に飲む場合、 フィットネスの目標への影響はありません。そのため、休暇中は罪悪感を感じず、家族や友人とお酒を少し飲んでも全く問題はありません。
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